インストールと初期設定
このページでは、Amuletをお使いの環境にインストールし、最初の秘密情報を保存して読み出すまでの手順を解説します。
ターミナルの操作や、なぜAmuletが安全なのかといった「概念」について知りたい方は、先に 概念と基礎知識 をご覧ください。
1. インストール
お使いのOSに合わせて、以下のコマンドを実行してください。
macOS
Homebrew を使用するのが最も簡単です。
brew tap tsukasa-art/amulet
brew install amuletWindows
Scoop を使用してインストールできます。
# バケットを追加してインストール
scoop bucket add amulet https://github.com/tsukasa-art/scoop-amulet.git
scoop install amuletLinux (または curl で直接インストール)
GitHub Releases から直接バイナリをダウンロードして ~/.local/bin に配置します。
curl -fL -o ~/.local/bin/amulet \
https://github.com/tsukasa-art/amulet/releases/latest/download/amulet-linux-x86_64
chmod +x ~/.local/bin/amulet~/.local/bin はほとんどのモダンな Linux ディストリビューションでデフォルトの $PATH に含まれています。インストール後に amulet が見つからない場合は、export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH" をシェルのプロファイルに追加してください。
2. 最初のシークレットを封印する (Seal)
インストールができたら、試しに一つ秘密情報を保存してみましょう。
ここでは MY_SECRET という名前で、適当な文字列を保存します。
# 「my-password-123」という値を暗号化して保存
echo -n "my-password-123" | amulet seal MY_SECRET --file secrets.vaultコマンドを打つと、パスフレーズ の入力を求められます。 このパスフレーズは、後でデータを取り出す際に必要になるので、忘れないようにしてください。
secrets.vault というファイルが作成されます。これは暗号化されているため、GitHubにコミットしても安全です。
3. シークレットを読み出す (Unseal)
保存した情報を取り出してみます。
amulet unseal MY_SECRET --file secrets.vaultパスフレーズを入力すると、画面に my-password-123 と表示されます。
これで、基本的な使い方はマスターです!
4. 便利な設定:パスフレーズの自動入力
毎回パスフレーズを打つのが面倒な場合は、環境変数 VAULT_PASSPHRASE に設定しておくことができます。
export VAULT_PASSPHRASE="your-passphrase"
amulet unseal MY_SECRET --file secrets.vault共有マシンや、他人が見る可能性のある環境では、環境変数にパスフレーズを置くことは避けてください。